テクニカル分析熱?

個別株投資をしている一部の個人投資家にテクニカル分析を尊ぶ潮流が出て来ているようです。

日経ヴェリタスonloneより引用

個人投資家、テクニカルで巻き返しの機運(08/11/12)

 株式投資の手法の一つである「テクニカル分析」に着目する個人投資家が増えている。企業業績や財務指標から割安と判断して投資した銘柄も歴史的な下げ相場のなかで含み損を抱えているだけに、銘柄選別の考え方を見直したいという機運がにわかに生まれているようだ。証券会社が主催するテクニカル分析セミナーは盛況で、投資手法を一から勉強し直そうという意欲もうかがえる。


テクニカル分析を用いた株式ゲームに集中する個人投資家=8日、大和証券の大和コンファレンスホール

 「買っては下がって損が出る。自分の性格が表れている」――。8日午後、大和証券が開いたテクニカル分析ツールを用いた株式投資ゲームに参加した60代の女性はこう感想を漏らした。保有株が株価の急落で“塩漬け”状態になっているというこの女性は、「テクニカルは難しいけど、本格的に勉強しようと思っている」と足を運んだ動機を話す。

 同証券がテクニカル分析のゲーム大会を併せたセミナーを開いたのは初めて。パソコン上のシミュレーションで売買して資産の増加を競った。さまざまなテクニカル指標の特徴や現物取引と信用取引の違いを体感できる。チャートは実在する過去のデータを使用しているが、ゲームが終わるまでは業種やPER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)しかわからない。1回のゲームは1年間(250日)で、ゲームは8分強で終わる。

 大会では持ち高1000万円から始め、データ終了時の金額を競った。1500万円に増やしたという50代の男性は「自分のお金が痛まないからある程度大胆に投資もできた。実際の投資ではテクニカル分析は使い切れていないので、うまく活用して投資成績を持ち直せれば」と期待を示した。

 ゲーム大会を企画したダイレクト企画部推進企画課の長谷川理・上席課長代理は「顧客の投資状況をみると、なんでこの銘柄をこんなタイミングで投資するのかと思わざるを得ない人も散見されるだけに、ゲームを通じてテクニカル分析を身近に感じてもらえれば」と語った。個人の意欲を映し、会場は150人の席が満席となった。

 一方、インターネット上で個人投資家にチャート分析ツールなどを提供するケン・ミレニアム(東京・中央、森田謙一社長)は、7日から31日まで無料体験サービスを始めた。申し込みから30日間、テクニカル指標や過去のチャート実績からみて売買シグナルが出ている銘柄を抽出するソフトが使える。過去の売買履歴を入力するとテクニカル分析上、投資が適正だったかどうかのコンサルティングも受けられるという。

 ケンミレでは、世界大恐慌以来80年ぶりに訪れた歴史的な投資チャンスにあるとみており、速水千秋副社長は「来春に予定していた無料体験期間を急きょ前倒しし、より多くの方にテクニカル分析を体験してもらうことにした」と話す。4日間で5000人を超える申し込みがあり、延べ20万人の参加を見込む。

 株式投資でテクニカル指標への過信は禁物とはいえ、先行き不透明の市場環境だけに、投資の道しるべの一つになりそうだ。



テクニカル分析熱。

もちろん市場にはいろいろな参加者がそれぞれの思惑で参加してこそ、厚みのある効率的市場になると思われるので、テクニカル分析自体は否定はしませんが、私自身は非常に懐疑的です。

B. Malkielは著書「ウォール街のランダム・ウォーカー」の中で過去の膨大なデータに基づいて、テクニカル分析には根拠がないと主張しています。

※「ホンネの資産運用セミナー」のゆうきさんが引用付きで紹介されています。
テクニカル分析は根拠がない~ウォール街のランダム・ウォーカーより(ホンネの資産運用セミナー)

記事の締め、

「株式投資でテクニカル指標への過信は禁物とはいえ、先行き不透明の市場環境だけに、投資の道しるべの一つになりそうだ。」



「先行き不透明の市場環境だけに、投資の道しるべの一つになりそうだが、株式投資でテクニカル指標への過信は禁物といえる。」

の方が良いかもしれません。

テクニカル分析を指向する人も含め個別株投資をされる方は、インデックス投資というものがあるのだ、アセットアロケーションによってリスクを低減する事ができるのだという事を学んだ上でそちらに進んでほしいです。

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[2008/11/13 07:11] 資産運用コメント(4)トラックバック(0)URLTOP▲

コメント

みなさんチャレンジャーですね...(汗)
テクニカルって言いますと、2005年のような上昇期の方が使いやすいと勝手に思っていましたが、
こんな気分次第の相場みなさん凄いですね..。

ほんと、みなさんお金についてもっと学ぼうようよ!
と、言いたいです。

2008/11/14(金)23:51| URL | かえる #- [ 編集]

溺れるものは・・・という感じなのでしょうか?

金融リテラシーつけてほしいですね。
”リテラシー”って読み書きする様な基本的な能力・知識の事なんですけどね。

2008/11/17(月)23:13| URL | yb #- [ 編集]

よいよい

テクニカル分析信奉者も、居ていただいたほうが市場にとっては良いかと僕も思います。
僕たちの迷惑になるわけでもありませんし(^^)

2008/11/19(水)20:07| URL | 水瀬 ケンイチ #THQoKXAA [ 編集]

いろいろな方がたがいらっしゃってこそのマーケットですからね^^

2008/11/19(水)21:29| URL | yb #- [ 編集]

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Author:yb
44歳既婚・子1の個人投資家。共働き。インデックス運用を中心とした”受身な”投資でファイナンシャルインディペンデンス、早期リタイヤを目論んでいます。
Macをこよなく愛し、年に2,3回物欲がふつふつと沸いてくるが妻に制されています・・・(涙)
ハーバード大留学するも、英語があまり上達せず焦っています・・・。

Twitterでものんびりつぶやき中!
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・メディア掲載履歴
「日経マネー 2014年7月号」(「1億円さん」に聞く 私はこうしてお金を殖やした) (2014/5)
「日本経済新聞 2013年3月6日付」(マネー&インベストメント面)(2013/3)
「BIG tomorrow 6月号」(お金に困らない生き方・稼ぎ方)(2011/4)
「日経マネー 2011年4月号」(幸せなお金持ちの習慣) (2011/2)
「内藤忍 お金の話をしませんか?」(日経マネームック)(2010/9)
「日本経済新聞 2010年2月15日付」(27面家計欄)(2010/2)
「日経マネー2009年10月号」(内藤忍さんコラム)(2009/8)
「しぶとい分散投資術」田村正之著(2009/2)
「日経ヴェリタス第43号(2009年1月4日発行)」(54面スマートライフ)(2009/1)
「日経マネー 2009年1月号」(自分年金1億円マニュアル)(2008/11)
「日経マネー 2008年4月号」(サラリーマン 資産倍増計画) (2008/2)
「日経マネー 2007年12月号」(定年までに1億円!使っても減らない資産の作り方) (2007/10)

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