「月光!マネー学」を読みました
田村正之著「月光!マネー学」を読みました。
先日の日経ヴェリタスの取材の際に本を頂き、本書を読む機会を得ました。(ありがとうございました)
本書は、アクティブ投資のようなぎらぎらした投資スタイルとは対照的なインデックス投資を、月の光の静かなやさしさに喩えて月光投資と呼び、個人投資家の資産形成のためには月光投資が良いのですよと、インデックス投資を推す内容となっています。
非常に平易な言い回しで書かれており、非常にわかりやすく、かつ一般的な個人投資家がインデックス運用を行う上で必要十分な内容が盛り込まれています。また、投資家にとって有利にならない商品(仕組み債、変額年金保険など)や社会保障で役立つ知識などもしっかり解説して下さっており、初心者がまず読んで金融リテラシーを身につけるには非常に良い本だと思います。
但し、本書のタイトルのごとく、やさしくインデックス投資を推す内容となっていて、一部個別株投資における指標の使い方などにもページを割いているところが、ややどっちつかずと言った印象を持つのとともに、日経の社員かつ元日経マネー副編集長だからしょうがないのかという気もしてしまいます。
同時に、著者が作家として執筆した田村優之著「夏の光」も頂いたので読みました。
私は恐らく小説の書評を書くには向かない人間ですので、あえて書きませんが(たぶん私が書いたらつまらない物語だと思われてしまいそうです)、大変面白く読ませていただきました。田村さんありがとうございました。宮田修一という債券アナリストが主人公のお話ですが、やはり日経の記者さんが書くだけあって債券アナリストの仕事に関しては圧倒的にリアリティがありますし、私自身債券の勉強にもなりました。そのリアリティも相まってストーリーに惹きこまれ、共感を誘う。。そんな作品でした。

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[2009/02/02 22:38] 書籍紹介 |コメント(3)|トラックバック(1) |URL|TOP▲





