Welcome to my blog

書籍紹介

しぶとい分散投資術を読みました

2 0
田村正之著「世界金融危機でわかった!-しぶとい分散投資術」(日本経済新聞社)を読みました。

インデックス投資家の方はもちろんのこと、「分散投資って有効なの?」「グローバル化が進んで分散投資って意味がなくなってきちゃったんじゃないの?」と考えていらっしゃる方、金融危機で投資を開始するチャンスと考えている方には是非読んでいただきたい一冊だと思います。



あとがきで著者の田村氏は『「普通の人」の経済的自由のために』として

「次に何が上がるか」を予想できない「普通の人」でも、「分散・長期・低コスト」という原則を守れば着実に資産を増やしやすいことが、この本に掲載した様々なデータから読み取っていただけたのではないかと思います。経済的自由に近づく手法としては有力な選択肢と考えられないでしょうか?


と書いています。

その言葉通り、本書では
序章、第1章で多数のイボットソン・アソシエイツのデータを用いて、1929年の大恐慌を長期分散投資が克服したこと、今回の金融危機も同様に分散効果が有効であったことが。

第2章では運用リターンの8~9割を決めるといわれているアセットアロケーションの作り方を、モダンポートフォリオ理論と併せて幾つかの具体的なシミュレーションを交えて解説されています。

第3章以降も低コストなETFを利用することで期待リターンを向上させることができること、この金融危機で個別株投資をどう考えるか?外貨投資、REITとの付き合い方、セーフティーネットや節約術まで幅広く取り上げられており、非常に濃い内容になっています。

また、経時的に内容が古くなってしまうことを敢えて恐れずに具体的な商品名なども挙げ、初心者でも分かるようにどの様な投資行動を取ったら良いのかということが解説されています。

しっかりしたデータに裏付された本書を読んで、大きな含み損を抱えているインデックス投資家の私としては大変励まされた気持ちです。
さて本書の著者の田村正之氏は2009年1月4日の日経ヴェリタスで不肖ybが登場した『「静かな個人投資家」危機にもブレず 磨き続ける長期・分散スタイル』という記事を書かれた記者さんです。本書中にもその時の記事をベースにしたコラムが挿入されていて、不肖ybが私のポートフォリオとともに再登場しています。そしてこのコラム、「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」の水瀬ケンイチさんも登場しています。

田村氏が日経ヴェリタスに初出の記事を書かれる際、私と水瀬さん両方に取材をして、両者の話を元に記事を書く予定だったそうですが、水瀬さんが年始の日経新聞に登場してしまったので、水瀬さんの分の取材はお蔵入りになってしまっていたそうです。

今回コラムに書かれた水瀬さんの部分はその時の取材内容かな?と思いながら読ませていただきました。やっぱり水瀬さんさすがなコメントをされていますね^^。

関連記事:
日経ヴェリタスにybが掲載されました
月光!マネー学を読みました

関連リンク:
書籍「しぶとい分散投資術」に水瀬さんとybさん登場 (ファンドの海)
「しぶとい分散投資術」(田村正之著)は金融危機でも分散投資が有効であったことをデータで解説 (梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー)
関連記事

人気ブログランキング挑戦中!
人気ブログランキングに挑戦中!
記事が参考になりましたら1クリックお願いします^^




その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス モッピー!お金がたまるポイントサイト ポイントでお小遣い稼ぎ|ポイントタウン

2 Comments

There are no comments yet.
私も読んでみました

Tansney Gohn  

2009-03-06 19:41

良い本ですね。毎日のように読み返しております。

P97 図表5を見ますと、3種類の株:債券比率のときのリターンチャートがありますが、株の比率が高くなると、値動きは大きくなるものの、低比率なものよりも常に勝っています。

これだけを見ると、株の比率を高めようかと考えてしまいます。

しかし、執筆時期の関係だと思いますが、このチャートは08年10月までしか書かれていません。多分09年2月まで書くと株が高比率の場合のリターンは他の比率のものよりもリターンが低くなっているのでしょうね。もし、この本の第二版が出るのなら、追加して欲しいです。

EDIT  REPLY    

yb  

2009-03-07 00:06

>Tansney Gohnさん

コメントありがとうございます。

1974年頃までは勝ったり負けたりといった感じのようですが、それ以降は株式の比率が高いポートフォリオの方が勝っているグラフになっています。

ローリスク・ローリターン、ハイリスク・ハイリターンの原則かもしれませんね。

ご指摘のグラフ、外貨建ての比率を見ますと全て50%になっています。円高も進んでいますので、もしかすると2月まで取っても株式比率が高い方が勝っているかもしれません。

ただ、過去のデータを用いて、ある特定の3種のポートフォリオを比較しただけなので、将来どうなるかは未知ですね。

今後もよろしくお願いいたします。

EDIT  REPLY    

Leave a reply