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書籍紹介

クルーグマン「危機突破の経済学」

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2008年ノーベル経済学賞を受賞した、ポール・クルーグマンの「危機突破の経済学」を読みました。



本書は、リーマン・ブラザーズ破綻が起きた数ヶ月後の2008年末から2009年3月にかけて行われた4回の取材をまとめたもののようです。

サブタイトルの『日本は「失われた10年」の教訓を活かせるか』とあるように、前半を日本に割き、日本がバブル崩壊以降何をしてしまったのか、何をしてこなかったのかについて、クルーグマン教授の以前からの考えを改めて述べ、そしてこの金融危機でなぜ日本が最も深刻な被害を被っているのかについての分析が述べられています。
後半はアメリカと世界経済について。オバマ政権、バーナンキFRB議長がとってきた金融政策について、「友好的批判者」として分析し、アメリカと世界経済が危機から脱出するには何をしたら良いか、何が必要かについて教授の考えが述べられています。

巻末解説の若田部氏が書いているように「80分間世界経済一周」とまではいかないまでも、120分間くらいでは世界経済を一周できるような平易で簡素にまとめられていて、ノーベル経済学賞を受賞したクルーグマン教授のこの金融危機の見方を知るには手軽な一冊でした。

また、結びにかえて、クルーグマン教授の経済学観が語られており、こちらも興味深く読ませて頂きました。

「立派な経済学者はたくさん出てきましたが、そうした経済学者にとっての究極の到達点とは何かといえば、それはすべての人が、世界を見る考え方を完全に変えてしまうような、経済学の視座を見つける事です。」

崇高です。

でも私も本業で「治療法を根本から変えてしまうような新薬の開発をできたらなあ」などとも思ったりします。うーん難しいなあ・・・。「ひとつでもいいから患者さんの役に立つ新薬を世に送り出す」くらいにしておこうかな・・・^^;これでも難しいけど。
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2 Comments

There are no comments yet.
いいですね

吊られた男  

2009-09-01 22:56

「ひとつでもいいから患者さんの役に立つ新薬を世に送り出す」

素晴らしいですね。
私の仕事ではそのようなダイレクトなことはできないので、そんな仕事を側面援護したいものです。

EDIT  REPLY    
Re: いいですね

yb  

2009-09-02 06:29

>吊男さん

コメントありがとうございます。

自分の会社が誰かの役に立っている。こう強く感じられるのはとっても嬉しい事ですね。

お互いがんばりましょうね^^

EDIT  REPLY    

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