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2009年はアクティブ運用が勝った??

先々週に公表されたStandard & Poor's Indices Versus Active Funds Scorecard(通称SPIVA)によると、2009年は中型株ファンドを除く全てのカテゴリーにおいてアクティブファンドがベンチマークをアウトパフォームしたそうです。(下表)

時価総額ベースの米国株式ファンドの平均パフォーマンス

カテゴリー
1年(%)
3年(%)
5年(%)
S&P 500
26.45
-5.63
0.41
All Large Cap Funds
28.88
-4.78
0.75
S&P Mid Cap 400
37.40
-1.83
3.28
All Mid Cap Funds
38.78
-2.96
2.67
S&P Small Cap 600
25.57
-4.79
1.36
All Small Cap Funds
34.10
-4.08
1.50
S&P Composite 1500
27.23
-5.30
0.69
All Multi Cap Funds
34.31
-3.85
1.93


時価総額ベースの米国債券ファンドの平均的パフォーマンス
カテゴリー
1年(%)
3年(%)
5年(%)
Barclays Long Govt.
-12.8
5.71
5.15
Govt. Long Funds
4.85
6.01
4.67
Barclays 1-3 Yr. Govt.
1.42
5.03
4.18
Govt. Short Funds
8.03
5.58
4.13
Barclays Int. Govt.
-0.33
6.08
4.74
Govt. Int. Funds
5.66
5.74
4.53
Barclays High Yield
58.18
5.97
6.46
High Yield Funds
46.17
3.16
4.51


そして、表を見るとわかるように、株式ファンドでは中型株ファンド以外では2009年単年だけでなく、3年5年リターンでもアクティブファンドの平均がインデックスをアウトパフォームしているようです。

とはいってもこれは平均値の話。


ベンチマークに負けたアクティブファンドの割合を示した表を見ると(下図)、2009年単年では小型株、長期・中期・短期債の各ファンドにおいてベンチマークを上回るものが半数以上となっていますが、3年、5年では、例外もありますが、ほぼアクティブファンドの半数以上がベンチマークに負けていると言う結果です。

ベンチマークに負けた米国株式/債券ファンドの割合

カテゴリー
ベンチマーク
1年
3年
5年
All Large Cap Funds
S&P 500
50.75
49.41
60.80
All Mid Cap Funds
S&P Mid Cap 400
57.60
73.68
77.17
All Small Cap Funds
S&P Small Cap 600
32.22
63.21
66.60
All Multi Cap Funds
S&P Composite 1500
41.67
54.06
60.61
Govt. Long Funds
Barclays Long Govt.
7.27
61.22
72.34
Govt. Short Funds
Barclays 1-3 Yr. Govt.
8.70
68.63
70.59
Govt. Int. Funds
Barclays Int. Govt.
20.45
71.74
73.81
High Yield Funds
Barclays High Yield
90.20
91.30
95.20


ちなみに(米国から見た)海外株に関しても同様の傾向です。(ただ、小型株だけアクティブファンドの方がインデックスより良さそうなのが気にかかりますが・・・)

ベンチマークに負けた(米国から見た)海外株式ファンドの割合
カテゴリー
ベンチマーク
1年
3年
5年
Global Funds
S&P Global 1200
54.55 
53.85
60.00
International Funds
S&P 700
71.59
84.14
88.60
International Small Cap Funds
S&P World Ex-U.S. SmallCap
43.08
26.00
26.67
Emerging Markets Funds
S&P/IFCI Composite
68.42
86.49
89.55


パフォーマンスの平均値ではアクティブファンドがアウトパフォームしているけれど、半数以上がベンチマークに負けている。また、どのファンドが将来ベンチマークを上回るか予想することは難しいと言う事実と併せて考えると、やはりインデックスに投資するほうがベターという結論になるかもしれません。

統計は気をつけてみないと状況を見誤る危険性がありますね。

ということで私は今後もコツコツとインデックスファンドへ積立を行なっていくのみです。
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[2010/03/24 18:52] 資産運用コメント(0)トラックバック(0)URLTOP▲

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プロフィール

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Author:yb
44歳既婚・子1の個人投資家。共働き。インデックス運用を中心とした”受身な”投資でファイナンシャルインディペンデンス、早期リタイヤを目論んでいます。
Macをこよなく愛し、年に2,3回物欲がふつふつと沸いてくるが妻に制されています・・・(涙)
ハーバード大留学するも、英語があまり上達せず焦っています・・・。

Twitterでものんびりつぶやき中!
http://twitter.com/yb_passive

・メディア掲載履歴
「日経マネー 2014年7月号」(「1億円さん」に聞く 私はこうしてお金を殖やした) (2014/5)
「日本経済新聞 2013年3月6日付」(マネー&インベストメント面)(2013/3)
「BIG tomorrow 6月号」(お金に困らない生き方・稼ぎ方)(2011/4)
「日経マネー 2011年4月号」(幸せなお金持ちの習慣) (2011/2)
「内藤忍 お金の話をしませんか?」(日経マネームック)(2010/9)
「日本経済新聞 2010年2月15日付」(27面家計欄)(2010/2)
「日経マネー2009年10月号」(内藤忍さんコラム)(2009/8)
「しぶとい分散投資術」田村正之著(2009/2)
「日経ヴェリタス第43号(2009年1月4日発行)」(54面スマートライフ)(2009/1)
「日経マネー 2009年1月号」(自分年金1億円マニュアル)(2008/11)
「日経マネー 2008年4月号」(サラリーマン 資産倍増計画) (2008/2)
「日経マネー 2007年12月号」(定年までに1億円!使っても減らない資産の作り方) (2007/10)

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