db x-trackersは世界3位?

先日ドイツ証券の方にdb x-trackersの説明を受けた際、db x-trackersがETF市場で第3位になったとお話していたのが気になったので、BlackRockが出しているETF Landscapeを見てみました。

参照したのは2010年2月末時点でのレポートです。

ETF Landscape, Industry Highlights, End February 2010 (BlackRock)

全世界ではiSharesが本数、残高ともに最も大きく、それぞれ437本、4,719億ドル(47.1%のシェア)となっており、2位がState Street Global Advisors(SSgA)が107本、1,445億ドル(14.4%)、3位が47本、954億ドル(9.5%)でVanguardが続いている。

あれ?db x-trackersどこ行っちゃったのでしょう?
全世界では第4位のLyxorに続いて第5位のようですね。じゃあ、説明の時にあった3位というのは・・・?


・欧州市場でのマーケットシェア:1位iShares、2位Lyxor、3位db x-trackers。

なるほど、欧州市場では3位でした。

折角なので、マーケットシェア以外のETFのアウトルックも以下に記しておきます。

・2010年2月末時点で、全世界でETFは115の運用会社から2,090本出ていて、40の取引所に3,997本が上場(重複上場を含む)。運用資産残高は1兆15億ドル。

                 ETF(本) 運用資産残高(億ドル)
米国               807    6,786
欧州               904    2,201
カナダ              132    297
アジア・パシフィック(除く日本) 137    380
日本               70     241
南米               20     93


世界の株式時価総額のうち、日本が占める割合に比べてETFの残高は極端に少ないですね。ポジティブに考えれば、まだまだ伸びしろは大きいということですね。

・年初来では運用資産残高は1兆356億ドルから1兆15億ドルへ3.3%縮小。これはMSCI World Indexの米ドル建てでの下落幅(3.0%)を超えるものであった。

年初来ということなので、ドバイショックで少し流出過多だったのでしょうか?

・ETFの上場数は欧州市場が904本と米国市場の807本を上回っている。

米国より欧州の方が本数は多いのですね。ちなみに主体別では欧州市場では相対的に機関投資家が多く、米国市場では個人投資家が多いようです。また、米国では完全複製法での組成が多く、欧州では合成複製法での組成が多いそうです。

・年初来で7.3%にあたる143のETFが新規上場。また840本が現在計画中。

・2,090本のETFのうち、トップ100によって全運用資産額の65%を占めている。一方で404のETFが資産残高1千万ドル以下。


運用を止めてしまうETFも多そうですね。

・全世界の年初来の一日の売買代金の平均は米ドル建てで47.3%増加し、741億ドルになっている。
米国では51.1%増加して692億ドル。
欧州では22.9%増加して28億ドル。(但し、欧州では多くのETFに本事項の報告義務はない)
カナダでは5.5%増加して9億ドル。
アジアパシフィック(除く日本)では23.8%増加して6億7千万ドル。
日本では5.8%増加して1億5千万ドル。
南米では66.4%増加して3億7千万ドル。


運用残高同様、日本の割合は小さいですねえ。

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[2010/03/26 20:47] ETFコメント(0)トラックバック(0)URLTOP▲

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