海外赴任したら上場株式等の譲渡損の繰越は?

先週の金曜日、確定申告書を管轄の税務署に提出してきました。

今年はこども手当てが導入されたので、区の児童手当(雑所得)からこども手当て(非課税)へと切り替わり、雑所得が大幅に減少し、一方で上場株式等の譲渡損の繰越しと上場株式等の配当との損益通算によって、源泉徴収されていた配当に対する所得税が還付されるので、全体としては1万円強の還付となる見通しです。

まあそれはともかく、今回税務署で聞きたいことはただひとつ。

「海外赴任中で非居住者となる間の上場株式等の譲渡損の繰越はどうなるのか?」

ということです。
海外赴任者が不動産による所得がある場合などはタックスアンサーにも回答があるのですが、私の見る限り上場株式等の譲渡損の繰越しに関する記述は見当たらないのです。

ということで、沢山の人の対応にてんてこ舞いの税務署職員を捕まえて伺ってきました。

回答をまとめると以下のようでした。


海外赴任になった際、不動産による収入などによって一定の国内所得がある場合や、ybのように上場株式等の譲渡損の繰越がある場合は、確定申告が必要になります。

出国日までに、出国する年の1月1日から出国日までの所得について準確定申告をし、また、管轄の税務署に「所得税の納税管理人の届出書」を提出してください。その上、翌年の2月16日から3月15日の間にその納税管理人を通じて確定申告を行ってください。納税管理人は特に税理士である必要はなく、家族や会社の同僚などを指定してもOKです。

繰越しは毎年続けて確定申告で繰越しを申請しないと申告しなかった年以前の分は無効になってしまうので、毎年継続的に申告してください。
但し、仮に4月に帰任され、繰越のみでその他に所得が無いような場合であれば、確定申告は申告期限の3月15日を過ぎても大丈夫です。

ということで、繰越は納税管理人を通じて毎年確定申告をしていれば大丈夫なようですね。
ybの場合は今年は売却はほとんど行わない予定ですが、配当金や分配金との損益通算ができますので、恐らくそちらでお世話になると思います。

関連記事


人気ブログランキング挑戦中!
人気ブログランキングに挑戦中!
記事が参考になりましたら1クリックお願いします^^




[2011/03/07 21:05] コメント(5)トラックバック(0)URLTOP▲

コメント

海外赴任時の証券会社の対応

はじめまして

以前、日経ヴェリタスの橘玲さんの記事に、海外赴任する際は、証券会社が口座解約を求めてくると書いてありました。よく取る対策は、実家の親に株を移管(?)するなどしているそうです。

知っていたらゴメンなさい

2011/04/07(木)10:14| URL | brdoucage #- [ 編集]

つづき

海外留学するとは知らず、安易に投稿しました。申し訳ありませんでした。

もうちょっと補足すると、証券会社は、管理が煩雑になるとかで嫌がると書いてありました。よって、解約を強制する権限はないのでしょうが。。。(因みに、日本は外国人が証券口座を開くのが難しい国の一つだそうです。ベトナムの方が簡単とか。)

知っていらっしゃったら、失礼な話ですが、証券会社にご確認のほど、お願いいたします。(私はナニモノ??)

約20年前に親のカネで留学したアホMS取得者でした。

2011/04/07(木)13:43| URL | brdoutcage #- [ 編集]

>brdoucageさん

コメントありがとうございます。

実家に移管ということは、親族に贈与するという事ですね?
この場合、私の場合贈与税もかかってしまいますし、かつ海外赴任が終わった際に私名義にする際には再度贈与税がかかってしまいますね。

さすがにそれは…(^_^;)

証券会社によっては約款に書かれていますので解約せざるを得ないでしょうね。

なかなか難しいです。

2011/04/19(火)21:40| URL | yb #- [ 編集]

brdoucageさんのおっしゃっている日経ヴェリタスの橘玲さんの記事とは下記の事かもしれません。
http://www.tachibana-akira.com/2010/08/235

ただこの記事からは証券口座を維持したければ、住民票を実家に移して無駄な税金(=住民税?)を払うように見受けられますが、http://pension.blog88.fc2.com/blog-entry-531.htmlからはすでに住民税の二重課税を避けるおつもりのようなので、ybさんはこの方法はとられないのではと思いました。

私の勘違いだったらすいません。

2011/04/20(水)22:19| URL | いずれ海外に行く事になるかも #mQop/nM. [ 編集]

>いずれ海外に行く事になるかもさん

フォローありがとうございます。

そうですね。住民税の二重課税は私本人が避けたいばかりでなく、勤務先も「給与の税金の取扱が複雑になってしまうので、必ず非居住者になってください」という指導なので、そうせざるをえませんね。

私の場合私費で渡航するわけではありませんので。

2011/04/25(月)12:21| URL | yb #- [ 編集]

コメントの投稿


秘密にする

«  | HOME |  »


月別アーカイブ

ブログ内検索

アクセスカウンター(since 2007/1/15)


※オンマウスで過去1週間のアクセス数を表示します

プロフィール

yb

Author:yb
44歳既婚・子1の個人投資家。共働き。インデックス運用を中心とした”受身な”投資でファイナンシャルインディペンデンス、早期リタイヤを目論んでいます。
Macをこよなく愛し、年に2,3回物欲がふつふつと沸いてくるが妻に制されています・・・(涙)
ハーバード大留学するも、英語があまり上達せず焦っています・・・。

Twitterでものんびりつぶやき中!
http://twitter.com/yb_passive

・メディア掲載履歴
「日経マネー 2014年7月号」(「1億円さん」に聞く 私はこうしてお金を殖やした) (2014/5)
「日本経済新聞 2013年3月6日付」(マネー&インベストメント面)(2013/3)
「BIG tomorrow 6月号」(お金に困らない生き方・稼ぎ方)(2011/4)
「日経マネー 2011年4月号」(幸せなお金持ちの習慣) (2011/2)
「内藤忍 お金の話をしませんか?」(日経マネームック)(2010/9)
「日本経済新聞 2010年2月15日付」(27面家計欄)(2010/2)
「日経マネー2009年10月号」(内藤忍さんコラム)(2009/8)
「しぶとい分散投資術」田村正之著(2009/2)
「日経ヴェリタス第43号(2009年1月4日発行)」(54面スマートライフ)(2009/1)
「日経マネー 2009年1月号」(自分年金1億円マニュアル)(2008/11)
「日経マネー 2008年4月号」(サラリーマン 資産倍増計画) (2008/2)
「日経マネー 2007年12月号」(定年までに1億円!使っても減らない資産の作り方) (2007/10)

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ybへの連絡はこちらから

名前:
メール:
件名:
本文:

おすすめ証券会社

マネックス証券

STAMシリーズ、eMAXISシリーズなど良質なインデックスファンドを取り扱っています。
3大ネット証券で海外赴任者に口座を継続させてくれるのはマネックスだけです。

楽天証券

メインビークルとして活躍しそうなiShares S&P500 Index Fund (IVV), iShares MSCI EAFE Index Fund (EFA), iShares MSCI Emerging Markets Index Fund (EEM), iShares MSCI KOKUSAI Index (TOK)をはじめ、超低コストな海外ETFの取扱は大手ネット証券ではNo.1! 日本の海外ETFにおけるリーダー的証券会社です。

SBI証券

なんといってもネット証券最大手!売買手数料が業界最低水準!
2007/06より海外ETFの取扱開始。FX経由で米国ETF購入用ドル資金を用意する事ができ、為替手数料は最低水準です!主要海外ETFは揃っています。

セゾン投信株式会社

市場ポートフォリオを低廉な信託報酬で提供するセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは毎月5,000円から積立可能!

ybの愛読投資本

ご注意事項

・当ブログにおける情報を元に投資判断を行い、それにより損失が発生しても管理人は責任を一切負えませんので予めご了承願います。投資判断はあくまで自己責任でお願いいたします。

・当ブログはアフィリエイトプログラムに参加しています。万が一アフィリエイトプログラムを通じて購入された商品によって損害が生じたとしても、管理人は一切責任を負えませんのでご了承願います。

・基本的にはコメント、トラックバックは全て掲載する方針ですが、公序良俗に反する、もしくは当ブログにそぐわない、または宣伝目的のみのコメント、トラックバックは管理人の判断で削除する場合がございます。予めご了承ください。