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留学

米国での研究開始2週時点での雑感

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米国で研究を始めて2週間が経過した時点での感想をちょっと。

米国の研究室はとても考える時間を大切にする。教授自身も”とりあえずやってみるのではなく、良く考え、背景も理解した上で実験をしなさい。”という。そして教授を説得できるくらいによく考えてからでないと実験を始められない。日本の研究室ではとりあえずやってみてやりながら考えるという感じだったのとは対照的だ。

実験する時間をリーディングや考える時間にとられてしまうので、当然実験量は減るが、研究に対しての理解度や納得度、教育としての効果や研究の創造性への寄与はとても大きいのではないかと感じている。

実際、私がアサインされた研究プロジェクトも、実験を開始する前に私も教授もいろいろ考え、ぼろぼろな英語ながらもディスカッションを重ねた結果、プロジェクトを見せられた当初からは想像できなかった面白い方向性で研究を始めることができたのではないかと感じている。もちろん結果が出るか否かは手を動かしてみなければわからないが。
研究室のメンバーの多くが、このような米国内の研究環境で学んできているので、よく考え、良く文献を調査する。結果、私などより遥かに物を良く知っているし、その知識を背景に鋭い指摘をしてくる。私もこの留学を通じて少しでも近づけたらと思うが、果たしてどうなることか?

ただ、米国人のメンバーは考えることに多くの時間を費やすため、実験の技術に関しては全体的にレベルがあまり高くないと感じている。ガラス器具をよく割るし、よくこぼすし、だいいち、ガラス器具やドラフトの中がとても汚い。ガラス器具の清浄度や実験環境の整理整頓は、良い実験をする上でのはじめの一歩だと考えているが、それすらできていないのが現状だ。この辺りの状況は日本の方が数段上だと思う。

メンバーの中ではIというCaltechから来たポスドクが、頭も切れて実験技術・量も高く、一目も二目も置く存在だ。彼はランニングもするので、来週からは一緒にランニングを昼にする予定だ。ランニング中にたくさん話すことで、彼の頭の中をのぞけたらと思う。

来週頭はハロウィンで、それが終わるともう11月。あっという間にひと月が過ぎてしまった感じだ。こんな調子だとあっという間に1年半が過ぎてしまいそうで恐ろしい。
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2 Comments

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FUKURI777  

2011-10-28 20:14

私も数年後に留学をしようと考えているため、とても興味をもって読んでおります。

日本のラボはとにかく手を動かしていないとさぼっているように思われます。アメリカはしっかり考えてからなのですね。私は実験に行き詰ってしまったので、実験を一時中止し論文をたくさん読んで考えようとしているところです。

留学の記事を楽しみにしています。

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yb  

2011-10-28 21:52

>FUKIRI777さん

コメントありがとうございます。

とはいえ、まだ他の研究室も同様なのかはわからないのですがね(汗)。
数年後の留学目指してFUKURI777さんもがんばってくださいね。

今後も留学の記事もアップしていきますので、よろしくお願いいたします。

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