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資産運用

投資を始めようと考えている人へ、ご参考まで

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先日、Facebookで十数年(あれ?サバ読んでるかな?20数年かも)ぶりに繋がった高校時代の友人から、投資を始めたいという相談を受けました。

私はこのような相談が来ると、たいていはこう言います。

「まずは、『ほったらかし投資術』山崎元・水瀬ケンイチ著、『忙しいビジネスマンでも続けられる 毎月5万円で7000万円つくる積立て投資術』カン・チュンド著、『ウォール街のランダム・ウォーカー』バートン・マルキール著、『敗者のゲーム』チャールズ・エリス著をとりあえず暇な時に図書館ででも借りて読んでみて。」と。

本を読んでもらったあと、インデックス投資に興味があるようだったら、こう続けます。
「まず、証券会社について、特に証券会社はひとつにする必要は無いですが、3大ネット証券(SBI証券楽天証券マネックス証券)のうちどれかにすればいいと思います。くれぐれも大手証券(野村、大和)は避けたほうがいいです。また銀行で投資信託を買うのも避けたほうがいいです。喰い物にされる(手数料をむしりとられる)だけです。

次に積み立てていく(もしくは購入する)商品についてですが、ノーロード(販売手数料のかからない)ファンドが良く、ローコスト(信託報酬の低い)インデックスファンドが良いと思います。コストは投資家のリターンを削っていってしまうので。現在だと、中央三井AM(アセットマネジメント)が運用しているCMAMシリーズ、三菱UFJ-AMが運用しているeMAXISシリーズ、住信AMが運用しているSTAMシリーズが低コストで全世界の株式と債券に投資できるインデックスファンドシリーズになると思います。

また、もう少し投資額が大きくなったり、投資に慣れてきたら、海外ETFなどにスイッチするとより低コストでの運用が可能になります。

運用で大切なことは、感情に流されないこと。そのためにまずアセットアロケーション(資産配分)を決めて、その比率になるようにそれぞれのインデックスファンドを購入することです。また運用をしていくと各商品の価格変動によってアセットアロケーションの比率が崩れるので、年に一回、時期を決めて比率を直す(リバランス)をするといいと思います。リバランスは相対的な価格上昇によって比率が上がった資産クラスを売り、相対的な価格下落によって比率が下がった資産クラスを買い増す行為なので、機械的に高くなったものを売り、安くなったものを買うことができます。

また、積立を行うなら、感情の介入を防ぐ方法を取ることが大切です。相場の下落などで恐怖から積立をやめてしまったりする人が多くいます。実際には相場の下落は、長期で見れば同じ商品を安い価格で買うことができるチャンスと考えることができるのにです。また相場が上昇した時も「もう高値なのでは?」と積立をやめてしまう人がいます。長期で見た時その価格が本当に高いかどうかはわからないのにです。このようなことを避けるためには証券会社が提供している積み立てプランなどを利用し、自動的に積み立てていくことをお勧めします。

世の中にはインデックスより高い収益率を目指すことを謳った商品がありますが、このような商品の多くは長期で見ると、インデックスより低い収益しか得られないものが殆どです。中には長期にわたって高い収益を得ている商品もありますが、そのような商品を予め予想することは困難です。タイミングを見て売買するような方法ではなく、長期で新興国なども含めた世界経済全体の成長拡大に伴う資産価格の上昇を、ローコストなインデックス投資によって得ていくという方法が賢い方法ではないかと思います。

◯◯の場合、特に海外をよく行き来していて相場を見ている時間などなさそうなので、一度アセットアロケーションを決めて(もし積立もするなら自動積み立てプランなどを設定して)しまえば、あとはほとんどほったらかしにできるインデックス投資による国際分散投資は、普段投資のことなど気にしなくて良い点で合っているのではないかと思います。

アセットアロケーションの決め方ですが、株式クラスの比率はカン・チュンドさんが提案しているアセットアロケーションでもいいですし、世界の株式時価総額に沿った比率でアロケートするという方法もあります。この場合、日本株式:先進国株式:新興国株式=7%:78%:15%程度になります。そこに外国債券を少し混ぜ、残りを自分のリスク許容度に合わせて日本の債券(個人向け国債やMMF、日本債券インデックスファンド)でアロケートすればよいかと思います。

ちなみに我家の場合は、日本株式:日本債券:先進国株式:新興国株式:外国債券=2:3:3:1:1といったところです。

◯◯のリスク許容度(どれだけの価格変動まで精神的に耐えられるか)がどれほどかよくわかりませんが、我が家の場合で話すと、我が家はふたりとも正社員のダブルインカム、娘が8歳という家族構成で、個人的には年間最大30%程度の価格下落までは耐えられると考えています。そのため、先ほどのメッセージの比率になっています。2008年の金融危機では35%程度価格下落をしましたが、とりあえずは耐えられました。

運用しているお金の他に、失業してしまったり、病気や怪我で収入が途絶えてしまった際の、もしものお金として生活防衛資金を保有しています。この生活防衛資金を保有しておくことで、もしもの際に運用を止めてしまうことを防げます。ちなみに我が家は年間支出の1.5年分程度を生活防衛資金として保有しています。

運用で大切なのは感情をコントロールすることと書きましたが、そのためにもう一つ大切なことはリターンからではなく、リスク(価格変動の不確実性)から運用を考えることです。リターンばかりに目が行きがちですが、その結果リスクを軽く見てしまい、急激な相場変動でリスク許容度を大きく超えてしまい、運用から退場してしまう人がいます。運用は短期で儲けたりするものではなく、長期で捉えるべきものなので、短期の価格変動で退場してしまってはもったいないと思います。あくまでも長期で資産を積み上げるという気持ちが大切です。

もちろん長期で運用していてもリターンが得られるかはわかりません。ただ、資本主義経済の中で、サラリーマンは毎日、少しでも売上を伸ばそうと頑張って仕事をしています。新興国の人々も少しでもいい生活がしたいと頑張って働いています。そのような気持ちが力になって資本主義経済を拡大していくと考えています。長期では資本主義経済は拡大していく運命だと思っています。

価格は上下するので単純に複利計算が成り立つわけではありませんが、単純化して複利で計算すると、僕らが年金を貰い始める65歳までの25年間で、コスト考慮前のリターンは同じと仮定して、信託報酬率が0.5%高いポートフォリオとは1割以上の資産額の差になってしまいます。たかが0.5%と思いますが、長期ではボディーブローのようにしっかり効いてきます。

投資家はリターンをコントロールすることは残念ながらできません。投資家が確実にできることは運用コストを下げること、そしてリスクをある程度コントロールしてあげる(アセットアロケーションをしてリスク許容度に概ねあわせてあげる)事の2点だけです。この2点は運用において忘れてはならない点なので、常に心に留めておいてください。」

投資を始めようと考えている人へ、ご参考まで。
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3 Comments

There are no comments yet.

なかだ  

2012-03-19 12:10

初めまして。ybさん。
今年に入って、「しぶとい分散投資術」を読みまして、ブログの存在を知り訪問させて頂きました。

現在43歳にしてようやく、運用のチカラを試してみたいと思い、先の本を手に取りました。

そして現在は保険代理店ですが、FP事務所を立ち上げるべく、準備中です。

その理由は、心豊かな生活を送るには「木を見て森を見ずではイカンのだなぁ~」との思いからです。

一人ひとりの将来のために投資がチャンスを生み、その投資活動により企業などの事業成長を生みだす。そんな好循環が生まれるようお手伝いできたら。

小さな1歩ですが。

ybさんが薦める本も含めて学びとっていきます。
(カン・チュンドさんのは読みましたよ~)
今後ともブログ読ませて頂きます。

ブログの継続5周年、ありがとうございます^^

EDIT  REPLY    

yb  

2012-03-19 22:27

>なかださん

はじめまして。

是非ともお客様の立場に立った中立公正なアドバイスが出来るFPさんとして、多くの人を幸せにしてあげてくださいね。
楽しみにしております。

今後共よろしくお願いいたします。

EDIT  REPLY    
積立投資

こうちゃんパパ  

2012-12-15 13:12

おっしゃる通り、積立はストレスがたまらずドルコスト平均で長期的な収益が得られる点がいいと思っています。私は海外のファンドをコツコツためています。

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