スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


人気ブログランキング挑戦中!
人気ブログランキングに挑戦中!
記事が参考になりましたら1クリックお願いします^^




[--/--/-- --:--] スポンサー広告URLTOP▲

ドルコスト平均法は有利なの?不利なの?

ドルコスト平均法と言えば、「一定間隔毎に、一定金額で、同じ投資対象を購入する」ことで、よく投資の入門書や持株会などのフライヤーなどにはこのメリットがよく書かれています。

この状況に対して、経済評論家の山崎元さんは「ドルコスト平均法は有利でも不利でもない投資法」とした上、「有利でないものを有利であると過大評価すると弊害の可能性を見落とすことがある」として、「機会損失の発生」「支払い手数料の増加」「ひとつの対象に対する集中投資によるリスクの増加」を弊害として挙げています。

先日のVanguardのリリースを拾うついでにVanguardのアドバイザー向けのサイトを見ていたら、ドルコスト平均法についてのスタディをまとめた論文が掲載されていました。

Dollar-Cost Averaging just means taking risk later (Vanguard.com)

このスタディでは、米国、英国及び豪州の過去のデータを用い、100万通貨単位(ドル、ポンド、豪ドル)を、一括投資し10年間毎月リバランスを行いながら保有た場合と、6,12,18,24及び32ヶ月間に分けてドルコスト平均法で積立て、その後積立開始から10年間の期間毎月リバランスを行いながら保有した場合を比較しています。


このスタディのモデルは、例えば今ある程度預金を持っている人が投資を始めたいけど、一括投資したほうがいいのか、ドルコストである程度分散したほうがいいのか、もしくはボーナスを貰った人がどう資金を入れていくといいのかというモデルに近いですね。

詳細は元論文を参照していただきたいと思いますが、要点をまとめると、

・どの市場のデータを用いた場合も、全期間のうち3分の2の期間で一括投資群がドルコスト平均法群よりもリターンが高かった。
・リターンの差は平均して2.3%(年率0.227%)であった。
・幾つかのポートフォリオでシャープ・レシオが計算されているが、いずれのポートフォリオでも一括投資のほうがシャープ・レシオが高い。(つまり少ないリスクで高いリターンが得られている)
・米国市場を使った12ヶ月の投資期間の比較で、ポートフォリオが毀損したのは全1,021サンプル中、一括投資群が全体の22.4%、ドルコスト平均法群は17.6%。
・毀損額の平均は一括投資群で84,001ドル、ドルコスト平均法群で56,947ドル。

ということです。

もちろんこれは過去のデータを用いた研究で、将来も同様の結果になる保証はどこにもありませんが、過去のデータを見る限り、ドルコスト平均法を採用すると3分の2の確率で機会損失をする可能性がある。しかし、運悪く下落相場に当ってしまうと、一括投資の場合の損失はドルコスト平均法に比べて1.5倍程度大きくなる可能性ある、ということでしょうか。

毀損額の84,001ドルに対して56,947ドルをどう見るか。投資額は1,000,000ドルなので、率にすると8.4%に対して5.7%。

ドライに確率論で納得でき、また、今後もざっくり右肩上がりの相場を予想できるのなら、年率換算で0.227%ではありますが、有利であった一括投資。ダウンサイドのリスクを強く感じてしまう方には相場下落時の損失額を小さくできるドルコスト平均法が良いということですかね。

結局のところ、ドルコスト平均法は有利でも不利でもない方法というところに落ち着きそうではあります。

関連記事


人気ブログランキング挑戦中!
人気ブログランキングに挑戦中!
記事が参考になりましたら1クリックお願いします^^




[2013/01/12 02:15] 資産運用コメント(2)トラックバック(0)URLTOP▲

コメント

不利でも有利でもない、、、けれども、銀行引き落としであれば、その分だけ有利かもしれない(笑)

アメリカ市場で見るとほぼ右肩上がりですので、最初のうちに買ったほうがいいって考えもあるかもしれませんが、

方針として「給料から買い付ける」としていたらドルコスト平均法に当てはまってしまいますね。
保険の代わりに買っているにしても、ドルコスト平均法になってしまいますね。

というのが持論。(あ、保険は団信しか入っていません。)

2013/01/13(日)15:57| URL | 矢向 #Ji7woxQg [ 編集]

>矢向さん

コメントありがとうございます。
そうですね、給料から毎月拠出するのであればドルコストで積立は仕方ありませんね。
今回のスタディは少し異なる点は、はじめの一定期間ドルコストし、その後リバランスしながら運用と一括投資して運用を比べている点かと思います。

その点で、今まとまったお金があるけど、どんなふうにポートフォリオに組み込んでいけばいいのかなあ?という疑問に対する、ひとつのシミュレーションになっているのではないかと思い、取り上げました。

私は現在では、ほぼ一辺倒な右肩上がりではなくても、分散されたポートフォリオをしっかりリバランスしながら運用するなら、一括投資でも不利ではないのかなと考えています。

今後ともよろしくお願いいたします。

2013/01/15(火)01:36| URL | yb #- [ 編集]

コメントの投稿


秘密にする

«  | HOME |  »


月別アーカイブ

ブログ内検索

アクセスカウンター(since 2007/1/15)


※オンマウスで過去1週間のアクセス数を表示します

プロフィール

yb

Author:yb
44歳既婚・子1の個人投資家。共働き。インデックス運用を中心とした”受身な”投資でファイナンシャルインディペンデンス、早期リタイヤを目論んでいます。
Macをこよなく愛し、年に2,3回物欲がふつふつと沸いてくるが妻に制されています・・・(涙)
ハーバード大留学するも、英語があまり上達せず焦っています・・・。

Twitterでものんびりつぶやき中!
http://twitter.com/yb_passive

・メディア掲載履歴
「日経マネー 2014年7月号」(「1億円さん」に聞く 私はこうしてお金を殖やした) (2014/5)
「日本経済新聞 2013年3月6日付」(マネー&インベストメント面)(2013/3)
「BIG tomorrow 6月号」(お金に困らない生き方・稼ぎ方)(2011/4)
「日経マネー 2011年4月号」(幸せなお金持ちの習慣) (2011/2)
「内藤忍 お金の話をしませんか?」(日経マネームック)(2010/9)
「日本経済新聞 2010年2月15日付」(27面家計欄)(2010/2)
「日経マネー2009年10月号」(内藤忍さんコラム)(2009/8)
「しぶとい分散投資術」田村正之著(2009/2)
「日経ヴェリタス第43号(2009年1月4日発行)」(54面スマートライフ)(2009/1)
「日経マネー 2009年1月号」(自分年金1億円マニュアル)(2008/11)
「日経マネー 2008年4月号」(サラリーマン 資産倍増計画) (2008/2)
「日経マネー 2007年12月号」(定年までに1億円!使っても減らない資産の作り方) (2007/10)

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ybへの連絡はこちらから

名前:
メール:
件名:
本文:

おすすめ証券会社

マネックス証券

STAMシリーズ、eMAXISシリーズなど良質なインデックスファンドを取り扱っています。
3大ネット証券で海外赴任者に口座を継続させてくれるのはマネックスだけです。

楽天証券

メインビークルとして活躍しそうなiShares S&P500 Index Fund (IVV), iShares MSCI EAFE Index Fund (EFA), iShares MSCI Emerging Markets Index Fund (EEM), iShares MSCI KOKUSAI Index (TOK)をはじめ、超低コストな海外ETFの取扱は大手ネット証券ではNo.1! 日本の海外ETFにおけるリーダー的証券会社です。

SBI証券

なんといってもネット証券最大手!売買手数料が業界最低水準!
2007/06より海外ETFの取扱開始。FX経由で米国ETF購入用ドル資金を用意する事ができ、為替手数料は最低水準です!主要海外ETFは揃っています。

セゾン投信株式会社

市場ポートフォリオを低廉な信託報酬で提供するセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは毎月5,000円から積立可能!

ybの愛読投資本

ご注意事項

・当ブログにおける情報を元に投資判断を行い、それにより損失が発生しても管理人は責任を一切負えませんので予めご了承願います。投資判断はあくまで自己責任でお願いいたします。

・当ブログはアフィリエイトプログラムに参加しています。万が一アフィリエイトプログラムを通じて購入された商品によって損害が生じたとしても、管理人は一切責任を負えませんのでご了承願います。

・基本的にはコメント、トラックバックは全て掲載する方針ですが、公序良俗に反する、もしくは当ブログにそぐわない、または宣伝目的のみのコメント、トラックバックは管理人の判断で削除する場合がございます。予めご了承ください。


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。