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外国債券クラスは必要?不要?私は・・・

私は海外赴任前から外国債券クラス不要論に傾いていますが、決め手が無いためにスタンスが固まっておらず、外国債券クラスの商品を未だに保有しています。

ここに来て、相互リンク先の水瀬ケンイチさんNightWalkerさんが外国債券クラスは不要との立場を明確にされていたりしますが、私自身はこの海外赴任期間中に外国債券クラスに対するスタンスを固めようと思っておりました。

さて私は、経済評論家の山崎元さんが主張されている、「外国債券クラスの期待リターンは長期では国内債券クラスのリターンと理論的には同じになる。」という点には非常に同意でき、これを根拠に外国債券不要論に傾いているわけです。

また、米国の投資ブログで分散投資を勧めているサイトを見ても、外国株式は組み込んでいても外国債券クラスを組み込んでいる人をほとんど見かけません。これを見ても外国債券というアセットクラスはポートフォリオにはやはり不要であるとも思います。

ただ、期待リターンが同じでも途中の値動きは違う可能性があるので、ポートフォリオに組み込み、しっかりリバランスを行なっていくことでプラスに作用するのではないかとか、米国の場合、自国の通貨が世界の基軸通貨であるという点が日本の投資家と決定的に異なっているので、一律に米国投資家のポートフォリオの真似をしていいものかどうかという疑問が自分の中に根強く残っていて、完全に外国債券クラス不要論に傾いていないわけです。

ふらふらネット上をさまよっていると、外国債券クラスをどうするか?という問に対して、ある種の答えをくれそうな記事を米Vanguardのウェブサイトで見つけました。

Global Fixed Income: Considerations for U.S. Investors (Vanguard)


この中で著者は、1985年から2011年のデータを用いて、株式:債券=60:40に固定したアセットアロケーションにおいて外国株式と外国債券の比率をそれぞれ動かすバックテストを行い、興味深い結果を得ています。

詳細は上記リンク先をご覧頂きたいと思いますが、結果だけを簡潔に書くと、

・為替ヘッジなし外国債券クラスは、債券クラス内の組込み比率が0%の時リスクは最小であった。
・為替ヘッジあり外国債券クラスは、債券クラス内の組込み比率が100%の時リスクが最小であった。
・両者を比べると為替ヘッジありの方がリスク量が小さい。
・外国株式は30%(ポートフォリオ全体における比率は18%)組み込んだ時リスクが最小。

ということです。厳密にはリスク・リターンのバランスを考慮して決定すべき事項ではありますが、ある資産クラスをポートフォリオに組み込む際に期待できるリスクの低減効果という点では、為替ヘッジなしの場合は組み込まないほうがよく、為替ヘッジありの場合は全て外国債券にしたほうが良かったということです。

もちろん為替ヘッジをするにはコストも手間も発生しますので、無条件に為替ヘッジありの外国債券インデックスファンドを組み込めば良いということにはならないと思いますが、興味深い結果です。

でもこれって山崎元さんがおっしゃっていることと一緒ですね。確か氏は為替ヘッジができるなら外国債券クラスを入れても良いという旨の発言をされていたと思います。

記事中で書かれているように、為替ヘッジなしの外国債券クラスは為替ヘッジアリに比べて為替の影響を非常に強く受けてしまい、債券クラスとしての役目をあまり果たしてくれないようです。(この点は水瀬ケンイチさんもご自身のブログで触れていました。)

さて、為替ヘッジをしない場合、米国の投資家は外国債券クラスを組み込まないほうがよさそうだという示唆を得ることができましたが、我々日本の投資家の場合はどうでしょう?

折角なので、同様のバックテストをファンドの海アセットアロケーション分析ツールのデータを使って表にまとめてみました。

Vanguardの記事同様、株式:債券=60:40に固定し、日本株式クラスと外国債券クラスを5%刻みで動かしてみた時のリスク(標準偏差)を示したのが下の表です(全体から一部抜粋)。

IntlBond.jpg

緑色が深いほうがリスクが小さくなるように色をつけていますが、結局、Vanguardの記事同様、為替ヘッジなしの外国債券クラスはポートフォリオに組み込まないほうがリスクは小さいことがわかります。

また、外国株式クラスは35%〜40%(ポートフォリオ全体における比率は21%〜24%)組み込むのがリスクが小さくなるようです。

本当は為替ヘッジありのデータもあると嬉しかったのですが、こちらは評価出来ませんでした。どなたか為替ヘッジありのデータのありかって御存知ですか?(もちろんイボットソンとかは持っているでしょうが)

投資において分散することの最大の目的はリスクの低減です。もちろん今後全く違った値動きをする可能性もありますが、リスクの低減という点において為替ヘッジなしの外国債券クラスは役に立たない可能性が高いという示唆を得ることができました。

これでモヤモヤしていたものが晴れ、私も外国債券クラスほぼ不要というスタンスが固まりそうです。

私はこういう結論に達しましたが、ポートフォリオに正解はありませんので、投資家一人ひとりご自身のリスク許容度、もしくはポートフォリオに込めたい思いを反映させたアセットアロケーションをしてくださいね。

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[2013/02/01 04:40] 資産運用コメント(0)トラックバック(1)URLTOP▲

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Author:yb
44歳既婚・子1の個人投資家。共働き。インデックス運用を中心とした”受身な”投資でファイナンシャルインディペンデンス、早期リタイヤを目論んでいます。
Macをこよなく愛し、年に2,3回物欲がふつふつと沸いてくるが妻に制されています・・・(涙)
ハーバード大留学するも、英語があまり上達せず焦っています・・・。

Twitterでものんびりつぶやき中!
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・メディア掲載履歴
「日経マネー 2014年7月号」(「1億円さん」に聞く 私はこうしてお金を殖やした) (2014/5)
「日本経済新聞 2013年3月6日付」(マネー&インベストメント面)(2013/3)
「BIG tomorrow 6月号」(お金に困らない生き方・稼ぎ方)(2011/4)
「日経マネー 2011年4月号」(幸せなお金持ちの習慣) (2011/2)
「内藤忍 お金の話をしませんか?」(日経マネームック)(2010/9)
「日本経済新聞 2010年2月15日付」(27面家計欄)(2010/2)
「日経マネー2009年10月号」(内藤忍さんコラム)(2009/8)
「しぶとい分散投資術」田村正之著(2009/2)
「日経ヴェリタス第43号(2009年1月4日発行)」(54面スマートライフ)(2009/1)
「日経マネー 2009年1月号」(自分年金1億円マニュアル)(2008/11)
「日経マネー 2008年4月号」(サラリーマン 資産倍増計画) (2008/2)
「日経マネー 2007年12月号」(定年までに1億円!使っても減らない資産の作り方) (2007/10)

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