投資信託は頻繁に売り買いする物ではありません

先日「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」で、投資信託の平均保有年数の短縮化が顕著だという記事がありました。

他の投資家の投資スタイルをとやかくいうつもりはありませんが、「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」でも指摘しているように、投資信託は短期間の保有に向いた商品ではありません。

これを裏付けるひとつのデータとして、投資家が実際に受け取るリターンである投資家リターンと、ファンドそのものが上げているリタンであるファンドリターンのギャップをまとめた表が米Morningstarの記事中に掲載されていましたので紹介します。

Mind the Gap: Why Investors Lag Funds (Morningstar.com)


1228.jpg

Average Total Returnがファンドリターン、Asset Weighted Investor Returnが投資家リターン、Avg. Fund Vs. Avg. Investorが両者のギャップになっています。

この表を見ればわかるように、ファンドリターンと投資家リターンの間にはギャップが存在し、ほとんどのアセットクラス、期間において、投資家リターンはファンドリターンを下回っています。更にそのギャップは投資期間が長くなれば長くなるほど大きくなっていっているのがわかります。

例えば最下段のAll Fundsでは、3年間では0.23%の差が、5年、10年と長くなるに従い0.53%、0.95%と大きくなっていきます。10年間のファンドリターンが7.05%であるところの投資家リターンとのギャップ0.95%は、実に13%以上のリターンの差が生まれているということになり非常に大きいものです。

この差がなぜ生まれるのか?
もちろん10年間売買せずにホールドし続けた投資家は、ファンドリターンと同じリターンが得られる(実際に換金するのであれば税金がかかるので税金分リターンは低下しますが)ことになります。しかし多くの投資家はマーケットタイミングを狙って売買をしたり、2008年の金融危機の時のように恐怖にかられて底値近くで売ってしまうなど、感情的な投資行動を取ってしまうことでリターンは低下すると言われています。

投資信託の短期間での売買は不利な投資戦略だといえるでしょう。

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[2013/02/17 03:40] 資産運用コメント(0)トラックバック(0)URLTOP▲

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Author:yb
44歳既婚・子1の個人投資家。共働き。インデックス運用を中心とした”受身な”投資でファイナンシャルインディペンデンス、早期リタイヤを目論んでいます。
Macをこよなく愛し、年に2,3回物欲がふつふつと沸いてくるが妻に制されています・・・(涙)
ハーバード大留学するも、英語があまり上達せず焦っています・・・。

Twitterでものんびりつぶやき中!
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・メディア掲載履歴
「日経マネー 2014年7月号」(「1億円さん」に聞く 私はこうしてお金を殖やした) (2014/5)
「日本経済新聞 2013年3月6日付」(マネー&インベストメント面)(2013/3)
「BIG tomorrow 6月号」(お金に困らない生き方・稼ぎ方)(2011/4)
「日経マネー 2011年4月号」(幸せなお金持ちの習慣) (2011/2)
「内藤忍 お金の話をしませんか?」(日経マネームック)(2010/9)
「日本経済新聞 2010年2月15日付」(27面家計欄)(2010/2)
「日経マネー2009年10月号」(内藤忍さんコラム)(2009/8)
「しぶとい分散投資術」田村正之著(2009/2)
「日経ヴェリタス第43号(2009年1月4日発行)」(54面スマートライフ)(2009/1)
「日経マネー 2009年1月号」(自分年金1億円マニュアル)(2008/11)
「日経マネー 2008年4月号」(サラリーマン 資産倍増計画) (2008/2)
「日経マネー 2007年12月号」(定年までに1億円!使っても減らない資産の作り方) (2007/10)

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