「下流老人」・「老後破産」

「下流老人」や「老後破産」といったフレーズが流行している。

聞くとドキっとするキャッチーなフレーズだし、金融機関などにとっても顧客や潜在顧客に危機感を煽ることができるので使われやすいのだろうと思う。

もちろん晩婚化や住宅・教育の問題、年金の問題などもあり、のほほんとただ暮らしているだけでは「下流老人」「老後破産」のリスクは高いだろうと思う。ただ、われわれ一般市民としては金融機関に煽られて踊らされることなく、冷静に物事に対処すべきだろう。決して金融機関に進められるがまま不用意に投資を開始する必要はないだろうし、ましてや彼らの手数料稼ぎに手を貸してあげる必要もない。

必要なのは冷静さだ。


老後を迎える20年後や30年後の未来、物価水準や年金受給額がどうなっているかは正直予測は難しい。とはいえ難しいから何もしないのではなく、現在できることを考え実行する。できること・やる必要のあることは人それぞれで、ある人は消費行動の見直しかもしれないし、ある人は働き方の見直しかもしれない。そしてある人は子供の教育方針の見直しかもしれないし、投資を始めることかも知れない。

ほとんどの人がいくつものできること・やる必要のあることを抱えていると思うが、すべてを完全に完璧にやらなければいけないわけでもない。そのうちのいくつかを冷静にピックアップし継続できるなら、きっと「下流老人」や「老後破産」のリスクは大きく減るのではないかと思う。

我が家の場合は共働きの継続とインデックス投資がそれ。

共働きで世帯収入を増やすとともに、老後の年金額も増やす。
世帯収入が多い分はしっかり蓄財にまわし、インデックス投資でのんびり長期で投資に取り組む。

共働きに関しては必要な期間までは少なくとも共働きをしようと思っている。必要な期間が終わった後にさらに続けるか否かは「夫婦それぞれがどれだけ自分の仕事を楽しいと考えているか」かな。インデックス投資に関してはたぶん一生続けるんだろうと思う。痴呆にでもなって管理能力がなくならない限り。

仕事はして当然と考えているので、継続が前提みたいに思っているところがあるから比較的継続は容易。インデックス投資に関しても手間はかからないので一度アセットアロケーションをしてポートフォリオを組み、積み立ての仕組みとリバランスのルールさえ決めてしまえば継続は容易。

先日の確定拠出年金の累積の積立額が制度移行金よりずいぶん増えたという話のように、小さなことでも継続すると本当に大きなものになる。

奇をてらった方法はいらない。一攫千金を狙う必要もない。あくまでも冷静に自分にできること・継続できることを選別し、冷静に取り組もうとしている方法が正しい方法かを評価し、正しい方法である可能性が高いのなら地道に取り組む。

冷静な地道さ。

難しいことではあるけれど、これを継続していくことが「下流老人」「老後破産」を回避する近道なのだろうと思う。

関連記事


人気ブログランキング挑戦中!
人気ブログランキングに挑戦中!
記事が参考になりましたら1クリックお願いします^^




[2015/11/20 20:43] その他お金コメント(0)トラックバック(0)URLTOP▲

«  | HOME |  »


月別アーカイブ

ブログ内検索

アクセスカウンター(since 2007/1/15)


※オンマウスで過去1週間のアクセス数を表示します

プロフィール

yb

Author:yb
44歳既婚・子1の個人投資家。共働き。インデックス運用を中心とした”受身な”投資でファイナンシャルインディペンデンス、早期リタイヤを目論んでいます。
Macをこよなく愛し、年に2,3回物欲がふつふつと沸いてくるが妻に制されています・・・(涙)
ハーバード大留学するも、英語があまり上達せず焦っています・・・。

Twitterでものんびりつぶやき中!
http://twitter.com/yb_passive

・メディア掲載履歴
「日経マネー 2014年7月号」(「1億円さん」に聞く 私はこうしてお金を殖やした) (2014/5)
「日本経済新聞 2013年3月6日付」(マネー&インベストメント面)(2013/3)
「BIG tomorrow 6月号」(お金に困らない生き方・稼ぎ方)(2011/4)
「日経マネー 2011年4月号」(幸せなお金持ちの習慣) (2011/2)
「内藤忍 お金の話をしませんか?」(日経マネームック)(2010/9)
「日本経済新聞 2010年2月15日付」(27面家計欄)(2010/2)
「日経マネー2009年10月号」(内藤忍さんコラム)(2009/8)
「しぶとい分散投資術」田村正之著(2009/2)
「日経ヴェリタス第43号(2009年1月4日発行)」(54面スマートライフ)(2009/1)
「日経マネー 2009年1月号」(自分年金1億円マニュアル)(2008/11)
「日経マネー 2008年4月号」(サラリーマン 資産倍増計画) (2008/2)
「日経マネー 2007年12月号」(定年までに1億円!使っても減らない資産の作り方) (2007/10)

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ybへの連絡はこちらから

名前:
メール:
件名:
本文:

おすすめ証券会社

マネックス証券

STAMシリーズ、eMAXISシリーズなど良質なインデックスファンドを取り扱っています。
3大ネット証券で海外赴任者に口座を継続させてくれるのはマネックスだけです。

楽天証券

メインビークルとして活躍しそうなiShares S&P500 Index Fund (IVV), iShares MSCI EAFE Index Fund (EFA), iShares MSCI Emerging Markets Index Fund (EEM), iShares MSCI KOKUSAI Index (TOK)をはじめ、超低コストな海外ETFの取扱は大手ネット証券ではNo.1! 日本の海外ETFにおけるリーダー的証券会社です。

SBI証券

なんといってもネット証券最大手!売買手数料が業界最低水準!
2007/06より海外ETFの取扱開始。FX経由で米国ETF購入用ドル資金を用意する事ができ、為替手数料は最低水準です!主要海外ETFは揃っています。

セゾン投信株式会社

市場ポートフォリオを低廉な信託報酬で提供するセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは毎月5,000円から積立可能!

ybの愛読投資本

ご注意事項

・当ブログにおける情報を元に投資判断を行い、それにより損失が発生しても管理人は責任を一切負えませんので予めご了承願います。投資判断はあくまで自己責任でお願いいたします。

・当ブログはアフィリエイトプログラムに参加しています。万が一アフィリエイトプログラムを通じて購入された商品によって損害が生じたとしても、管理人は一切責任を負えませんのでご了承願います。

・基本的にはコメント、トラックバックは全て掲載する方針ですが、公序良俗に反する、もしくは当ブログにそぐわない、または宣伝目的のみのコメント、トラックバックは管理人の判断で削除する場合がございます。予めご了承ください。